種族値の覚え方。
種族値は初めにこんな感じの数字を見たことはありませんか?
HP:108
こうげき:130
ぼうぎょ:95
とくこう:80
とくぼう:85
すばやさ:102
これを見ただけではさっぱり分かりませんよね。
これを足し算や引き算で分かりやすく説明しようと思います。
種族値の覚え方について
上の数値は何なのと言われる方もいますが、これは
通信対戦でポケモンがLv50で個体値が「きんのおうかん」や「ぎんのおうかん」で
6つのステータス全てが強化されて「ジャッジ」が「さいこう」か「きたえた!」と表示されている時に出ている
ポケモンが持つ数値、ステータスの限界みたいなものです。
本題:種族値ってどう覚えれば良いんですか。
基本的に足し算や引き算が出来るなら誰でも覚えることができます。
試しに上の数値の読み方を説明しましょう。
つまり、、こうゆう事です!
HP:108+75=183
こうげき:130+20=150
ぼうぎょ:95+20=115
とくこう:80+20=100
とくぼう:85+20=105
すばやさ:102+20=122
簡単にいうとポケモンの種族値の読み方は、
ポケモンのHPの種族値に+75
こうげき~すばやさの種族値に+20足すだけです。
これだけでポケモンがLv50の時、
ポケモンのせいかくが
「がんばりや」
「すなお」
「てれや」
「きまぐれ」
「まじめ」
といった無補正と言われる
ポケモンのせいかくのステータスの限界値です。
ちなみに上の種族値は「ガブリアス」の種族値です。
更にポケモンが強くなりたい!
もっとステータスを上げる方法はありますか。
せいかくの補正について説明します。
せいかくとはポケモンが一つだけバトル中持つことができる強みの一つです。
例えば、せいかくが「ようき」の場合。
素早さが1.1倍、特攻が0.9倍されます。
良く分からなければ電卓で
ポケモンの種族値+20×1.1
ポケモンの種族値+20×0.9
と入力すれば良いです。
せいかくの上手な使い方。
せいかくは一つでバトルを大きく左右します。
仮に、物理技重視で「ゆうかん」を選んだとします。
その分すばやさが下がるので相手からの先制攻撃でHPが減りやすくなります。
ここでポケモンの技「トリックルーム」を使うと、「ゆうかん」のデメリットである素早さが気にならずに
5ターン有利にバトルをする事ができます。
「ようき」にしたけど素早さは上がった分、特攻が下がった。
「ようき」は物理技を主力としたせいかくです。
ポケモンの4つの技から特殊技を外し、物理技と変化技しか入れなければデメリットは気にならなくなります。
物理、特殊、素早さ、ダウンロード対策全てに対応したようなポケモンを作りたい。
「せっかち」「むじゃき」は素早さがあがる分、耐久が下がる性格です。
一応「せっかち」にすればこのようなポケモンが出来ますが、低い防御と技を出した時の威力の低さをどうカバーするか
それはプレイヤー自身の選択がバトルの勝敗を左右します。
せいかくを変える小技。
ポケモン剣盾では新たにOOミントという道具が出ました。
これにより、せいかくを変える事で戦略が大幅に広がり対戦環境を
非常に面白くしています。
次に個体値と努力値を詳しく説明します。
個体値の覚え方について
個体値は0から31まで合計32段階に分けてポケモンが常に持つ能力です。
個体値は奇数か偶数かで能力の上がりやすさが変わってきます。
奇数や偶数が良く分からない時は下を参考にしてください。
偶数の個体値
0
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
奇数の個体値
1
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
23
25
27
29
31
奇数と偶数の個体値ってどう違うの?
野生ポケモンを倒したときにステータスが+1上がる成長の早さです。
奇数の個体値の場合、仮に野生のゴースを4匹倒すと、とくこうがステータスに+1されます。
偶数の個体値の場合、仮に野生のゴースを8匹倒すと、とくこうがステータスに+1されます。
つまり奇数の場合はゴースを4匹ずつ、偶数の場合はゴースを8匹ずつ倒すとステータスが+1ずつされて、
努力値が空っぽの状態で最大でゴースを252匹倒すと奇数の場合、特攻が最大の32プラスされ、偶数の場合は31プラスされます。
ゴースなんて252匹倒せない!!って方もいると思いますが安心してください。
ポケモンにはそのような問題解決策があります。
以下基礎ポイントの話「努力値」
ポケモンには育成を簡単にするポケルスという要素やパワーOO、リゾチウムといった
ポケモンのステータスの強化の手助けをしてくれる要素があります。
ポケルスはポケルスがついたポケモンの野生のポケモンを倒したときの基礎ポイントを2倍にします。
仮にゴースを1匹倒した時は基礎ポイントが1増える仕掛けがポケルスがついた状態でゴースを倒すと
基礎ポイントが2増えます。
つまりポケルスがあるかないかでゴースの基礎ポイントの量が1から2に変化します。「詳しく言うと基礎ポイント2倍」
これによりゴースを126匹倒せば特攻のステータスが偶数なら31プラスか奇数なら32プラスされるという事になります。
ゴースなんて126匹も倒せないと思う方もいるので更に楽にします。
パワーレンズの力で基礎ポイントを更に楽にしよう。
パワーレンズはポケモンに持たせると、ゴースを倒した時、基礎ポイントの量が9増えます。
簡単にいうとパワーレンズを持たせるだけでゴース9匹分の基礎ポイントをもらえるってことです。
仮にゴース以外の場合、イシツブテで説明しますが、イシツブテを倒したときにもらえる基礎ポイントの量は
防御+1特攻+8ということになります。
パワーレンズはポケルスと組み合わせることで更に努力値の量を上げる事が出来る。
パワーレンズとポケルスを組み合わせると更にもらえる基礎ポイントの量が変化します。
ゴースを倒した時にもらえる基礎ポイントの量は
ゴースの基礎ポイント特攻+1
+
パワーレンズの効果で特攻+8
×
ポケルスにより2倍=「特攻+9」×「2」=18
合計で基礎ポイントが18も手に入ります。
つまりこれをゴースに例えるとゴースが18匹分の基礎ポイントが入手できる仕掛けになります。
偶数なら31プラスか奇数なら32プラスする為に必要なゴースの量は14匹必要という事になります。
パワーレンズ+ゴース×ポケルスで2倍=18
基礎ポイント18×ゴース14匹=特攻の基礎ポイント252になります。
奇数の場合は基礎ポイントが最大で252で32
偶数の場合は基礎ポイントが最大で248で31になります。
他のポケモンでも効果はありますか。
あります。仮にイシツブテの場合でも持ち物を「パワーベルト」に持ち替えて
ゴースではなくイシツブテを倒し続けるだけです。
各ポケモンの上がる数値、
HP:パワーウエイトを持たせてビッパやドジョッチを倒す
こうげき:パワーリストを持たせてワンリキーやトサキントを倒す
ぼうぎょ:パワーベルトを持たせてイシツブテやイワークを倒す
とくこう:パワーレンズを持たせてゴースやコダックを倒す
とくぼう:パワーバンドを持たせてメノクラゲやムウマを倒す
すばやさ:パワーアンクルを持たせてコイキングやズバットを倒す
基礎ポイントは合計510まであって、6つの箇所に2つだけ252振る事が出来ます。
最後の6振りは4しか効果が無く、2はステータス上昇に効果はありません。
基礎ポイントのオススメの振り方
相手のポケモンよりも先に、特殊技で相手を倒したい。
とくこうの基礎ポイントを252
すばやさの基礎ポイントを252
相手のポケモンよりも先に、物理技で相手を倒したい。
こうげきの基礎ポイントを252
すばやさの基礎ポイントを252
特殊技も強くしたいし耐久も高めたい。
とくこうの基礎ポイントを252
HPの基礎ポイントを252
物理技も強くしたいし耐久も高めたい。
こうげきの基礎ポイントを252
HPの基礎ポイントを252
とにかく相手のポケモンが強いので、物理技の耐久を大幅に高めたい。
ぼうぎょの基礎ポイントを252
HPの基礎ポイントを252
とにかく相手のポケモンが強いので、特殊技の耐久を大幅に高めたい。
とくぼうの基礎ポイントを252
HPの基礎ポイントを252
耐久もあって素早いポケモンを作りたい。
すばやさの基礎ポイントを252
HPの基礎ポイントを252
回復技があってHPは高いけど防御や特防が低くて不安。
ぼうぎょの基礎ポイントを252
すばやさの基礎ポイントを252
又はとくぼうの基礎ポイントを252
偶数よりも奇数の方が強いじゃん!という方もいますが、ポケモンには、
「めざめるパワー」というポケモンの個体値によってタイプを変化させる強力な相性補充技があります。
その為、時にはポケモンの偶数の個体を狙って戦略の幅を広げる事も重要になります。
偶数の個体は対戦向きではないんですかと言われるかもしれませんが、
ポケモンのレベルを最大の100まで上げて奇数にしたいステータスに「きんのおうかん」「ぎんのおうかん」
を使えば奇数個体に生まれ変わるので、問題はありません。
最後に小技紹介。
実はこんなことをしなくても一瞬で努力値振りを終わらせる方法があります。
フレンドリィショップでマックスアップ~インドメタシンにはHPからすばやさの基礎ポイントを10上げる効果があります。
ポケモン剣盾「第8世代」からそれらのアイテムがポケモンの基礎ポイントが空っぽの状態の時に最大で26個まで飲ませる事が出来ます。
これにより、努力値、又は基礎ポイントを1分足らずで252にする事が出来ます。